風が抜けてリズムのある手すり。
リビングルームの吹き抜けに接してつくったロフトの手すり。杉の縦の格子と横桟の組み合わせ、横漆の青く見えるのは白い漆喰の腰壁。風が通り抜けてリズムのある手すり、リビングの気配が感じられるのもいい。杉の柔らかい表情と漆喰の組み合わせがボクは一番好き。ときどき外材や集成材を無造作につかっている事例を見ますが安っぽく感じます。床につかう檜はいいですが、枠や見切りにつかうと表情が硬く感じられるので使うことはないです。こればっかりは建築家の好み、経験則としか言いようがないのかな。ちなみにパイン材は絶対につかいません、安っぽい。
- 2018.03.07
- [手すり]