和歌山県の杉で家をつくる #7
産地を指定して家をつくる、そんな取り組みから和歌山県の紀州材を使った家づくりが鎌倉で始まります。和歌山の材木屋さん、神奈川の加工工場の協力で運送賃を入れても、産地指定しない時と比べてほぼ予算内にまとまることが分かりました。今後の設計にも繋げたいなと思っていたところ、和歌山県から紀州材・産地見学会のお知らせが届きました。二年前にボクらが行った時は設計者だけでしたが今回は建て主さんの参加が目的の見学会です。何と飛行機代、宿泊費など全額和歌山県が補助して下さいます。見学先は紀州材の伐採現場、日本農林規格認定の工場、世界遺産の見学です。宿泊の予定地は建築家・竹原義二さんが設計した海椿葉山です。これから家を建てるみなさん、秋に和歌山まで紀州材を見に行きませんか!海椿葉山の真下は太平洋で絶景、むこうは徳島県の室戸岬です。
- 2018.05.26