障子の上桟に、アルミを仕込む。
吹抜けと二階の寝室を仕切る障子窓。昼間は障子を戸袋に収納して、吹抜けが全開になる。杉材のルーバーを吊るしたトップライトからお日さまが降りそそぎ、東西に向いている配置とは思えない明るさです。障子を開けていると、障子の鴨居が一階から丸見えなのが気になる。吹抜けと寝室の天井が鴨居で縁が切れることなくつなげたい。そこで障子の上桟にアルミを仕込んで、天井に三本の細い溝(三ミリ)が薄っすらと見えるようにデザインする。伝統の障子とT字型のアルミ型材との合作!
- 2021.03.20