森ヒロシ建築設計所

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ブログblog

材木の低温乾燥機

神奈川県の建築家が書いたブログです。神奈川県の建築家が書いたブログです。神奈川県の建築家が書いたブログです。miniを運転して新木場(江東区辰巳)まで木材の乾燥機を見学してきました。生の木(グリーン材)は柔らかい状態で強度がなく乾燥させることで強さを増します。ぼくの自宅では3年ほど逗子で伐採した杉材を自然乾燥させて家をつくりました。本来なら自然乾燥するのががBestですが乾燥に時間が掛かるため機械による乾燥が行われています。高温での機械乾燥で問題になるのが材木内部の割れ、柱と梁に組み上げると接合部分が弱くなり構造的にとってもまずい訳ですよ。で、木に負担を掛けないように低温の遠赤外線で乾燥させる工場を見学してまいりました。このときの内部は温度40度、湿度50%、ぬるめのサウナという感じでみんな汗びっしょり。以前宮崎県都城市で見学した都城木材では高温でも内部割れのない先進の施設を持っておりました。今後は大きく太い材の構造材と床板などうすい板材で乾燥方法を使い分けして行くのだろうと思った次第でした。今後も先進の産地巡りをして国産材をつかった家づくりをしてまいります。


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