電球くらいは自分で取り替えたい!
省エネ、省エネもいいですけど勘弁して欲しいこともあります。住宅の設計では器具が目立たないダウンライトは必需品。これまでは普通のシリカ電球E26やミニクリプトン球E17のダウンライトを選んで、電球をLED電球に建て主さんが交換する方法を提案してきました。LEDが組み込まれた一体型を使わない理由は「LED光源の寿命は約40,000~60,000時間、1日10時間点灯して約10年間。一方、照明器具本体は内部の電気部品などの劣化が進行するため設置して8~10年で点検・交換をおすすめします。」これって冗談でしょう。電気製品の保証は1年間、その後切れることだってあるはず。だってIKEAで買ったLED電球は一日で切れましたよ、バッタもんです。毎回すごい時間をかけてスタッフがメーカーのホームページで在庫を確認しながら設計するのですが、照明を付けるのは完成間際なので5ヶ月くらいのタイムラグがあるのでその間に電球タイプがほぼ全て廃盤になってしまっていました。建て主さんに優しい設計をするのがボクのポリシーなのですがもう駄目です。壊れたら電気屋さんを呼んで、器具代、出張費、経費を支払う、よくないです。
- 2016.06.03