障子を戸袋に仕舞って借景を見る。
佐助の家の完了検査、偶然検査員が材木座在住のご近所さんでいい家だとお褒めいただきました。北側が道路なのですが、佐助稲荷に通じる路地なので北側がこの家の顔。設計では北側の借景を取り入れため、ダイニングの窓を出窓にして障子の戸袋に仕舞えるようにして窓を全開に出来るように工夫。さらに夜になるとダイニングの明かりが障子越しに佐助の路地に暖かい暮らしの様子を伝えてくれる、これって住宅の設計でボクが大事にしていることの1つです。枠は国産材の杉材、障子はタモ材です。
- 2016.06.27