森ヒロシ建築設計所

close

ブログblog

暮らしを重視した和室をつくる。

和室はさまざまな決まり事があります。床の間だと、畳より床を上げて床框付ける、下がり壁(落し掛け)の高さは柱の太さの二倍ほど鴨居より上げるなどなど。分かってますけど、住宅の一つの部屋として使うなら暮らしを重視して掟は破っちゃいます。これは四畳半の事例ですが、床の間とお布団を仕舞う押入を作るとするとこうします。一間巾の押入は引き違いの襖が普通ですが、襖を半分開けてもお布団の巾の方が広いのでまっすぐ入れることは出来ません。そこで、襖を一枚の片引きにして床の間側に引き込む。するとお布団をまっすぐ仕舞うことが出来てとっても使いやすいですよ。棟梁には叱られそうですが、ボクは暮らしを重視したい!

三浦照明 https://www.kyoto-wel.com/item/IS81101N00033.html


↑PAGE TOP