新潟県から簀戸(すど)がやってきた。
早朝に新潟を出発してお昼に鎌倉・御谷の家に到着。高橋建具製作所の親方と五十嵐さんが注文していた簀戸をバンに積んでやってきた。敷居、鴨居の寸法通りにつくってくれたので、簀戸の吊り込みはあっという間に取り付け完了。框は新潟杉をつかい、室内から外がクッキリ見える竹ひごを選んだ。相談しながら和風にならないよう框をできるだけ細く、組子はできるだけ大きくした。竹ひごを編む糸は茶色を選び、組子の巾に合わせて編み職人さんが均等に編んだ特注品だ。出来上がりは部屋からスダレ越しに御谷の森がくっきりと映し出されるが、外からは室内の様子がまったくと言っていいほどのぞくことが出来ない。日本の職人さんはすばらしいです!
高橋建具製作所 http://www.kimajime.co.jp
- 2017.08.10