アイデアを具現化するための新・道具
鎌倉の設計仲間と話していたときのこと、電子水準器がすごいという話しからお隣の建物の高さが測れるものってないかって質問。ゴルフをする時にピンまでの距離、ボールの軌跡が測れるものが使えるんじゃないって、いろいろ調べると数万円でハンディーな測定器がいっぱいある。貯まっていたポイントを使って1万円台で買いました。これが凄いんです、家だけじゃなくて木の高さも簡単に測定できる。ピタゴラスの定理で水平を測って上に向けると角度から高さを瞬時に表示。もちろん水平や天井の髙さなんてお手のもの、精度は±1.0mmなのでまったく問題なし。さぁ、長谷で設計している中庭のある家のためにお隣2軒の軒の高さを測ってあげましょう。東が道路で細長い敷地のため南に庭をつくっても目の前がお隣の家、だから建物を南いっぱいに配置して中庭とお隣の屋根の上からお日さまとお月さまを拝もうという家。お隣の家はこちらの窓から全く見えない設計にしたい。そのためにも前の家の高さを知ることが重要なのだ。これまでは釣り竿にメジャーを引っかけて測っていましたから相当にアバウト、よしよしこれがあれば完璧。
Leica DISTO http://www.leica-geosystems.co.jp/jp/Leica-DISTO-X310_98484.htm
- 2016.08.04