森ヒロシ建築設計所

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ブログblog

お城の狭間(さま)を手すりにつける。

神奈川県鎌倉市の建築家が書いたブログです。

家の配置、玄関の位置、バルコニーの位置は見える景色、お隣の窓、風通し、日当たりで決まる。その上でバルコニーの手すりは解放した亜鉛スチールの手すりにするか、周辺から覗かれない高さの手すり壁にするか考える。近隣が近いときは椅子に座ったときに覗かれない高さ、例えば1メール60センチくらいにする。すると外の様子が見えないのでこれが登場する。内側が広くて外側が狭いのぞき窓、鉄砲を撃つお城の狭間(さま)である。ちょっとでも外の様子が見えるとホット安心出来るのだ。小さな狭間から瓦屋根の風景が見えている。

狭間 https://ja.wikipedia.org/wiki/狭間


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