森ヒロシ建築設計所

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見切り

アルミで仕上げを切り替える。

大工さんの手仕事も佳境に入り、漆喰を塗る左官屋さんがまもなく乗り込んでくる。漆喰と和紙張り、漆喰とキッチンの白いボードを見切るため二種類のアルミ材が用意された。二分掛ける五分と五分掛ける五分のアングルで仕上げを切り替える。極細のアルミの線をす〜っと見せてスッキリ納めるのがボクの設計方法なのです。

腰壁と漆喰壁をアルミで見切る。

工務店がちがっても収まりは同じ、図面通りに腰壁と漆喰壁をアルミ材のアングルで見切る。厚みはイチミリ半、す〜っと極細でシルバーの線が通るだけでスッキリと見切る。こうするために、下地材のボードを石膏ボード12.5mmとベニヤ4mmで組み合わせるのだ。すると上下の仕上がりがツライチ、段差なしで仕上がる、どうだ!

アルミで見切る。

杉本博司さんの海景シリーズを模倣して撮影してみました。これはメラミン化粧合板を貼った腰壁と紙貼りとを見切るためのディテール。シルバーの細いアルミアングルを使ってシャープにデザイン、厚みは1.5mmです。このように見切っている場所は洗面室とトイレで、飛沫が付いてもふき取れるようにと考えたうちの定番の工夫。暮らす人のことを考えて、壁の仕上げが漆喰や珪藻土、紙のときにするボクの優しい心遣いなのです!

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