森ヒロシ建築設計所

宮崎県産材を使った家づくりの第一弾、埼玉県鶴ヶ島の家が小雪の中上棟しました。工事予算1500万円を目標に考えたのが昔の民家のように梁が見え、1階の天井を見上げると2階の床板が見える家。そのためには木材の選定が大事になります。宮崎は杉の産地で南国のため木の成長も早く比較的安く材料が手に入ります。さらに手配した都城木材は乾燥と製材技術が高いのが魅力。右は隠れてしまう梁の表情、化粧材ではないのに赤身があってきれいでしょ。紙で包まれた化粧材をチラッと確認しましたが高級材のように木目がきれいでした。化粧材の加工は135mm巾を2回に分けて製材し105mmに仕上げる工夫がされ、全国でも高い先進性を持った材木屋さんなのです。