森ヒロシ建築設計所

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ブログblog

古民家の改修 #14

神奈川県の建築家が書いたブログです。神奈川県の建築家が書いたブログです。

100年も経ると古民家の外壁の具合はこんな具合になります。風雨でお化粧の漆喰がはがれ落ち、さらに下塗りの土壁も削られて下地の木舞が表れて可哀想なほど、それでも現代の新建材に比べたら何と味わいのあることか!補修は漆喰を剥がしてから下塗りからやり直し、腐った柱や土台は傷んだところだけ接ぎ木をして補修、全部取り替えたりしないところが日本の木造建築のよいところ。ハウスメーカーやツーバイフォーの建築には出来ない芸当なのですよ!

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