森ヒロシ建築設計所

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ブログblog

陰影礼賛のある家づくり #2

すっごく暗いでしょ、雨の日でしたが昼間の写真です。真っ昼間から陰影礼賛を通り越してお化け屋敷のようだった。建築家白井晟一邸の虚白庵(こはくあん)です。近くだと、渋谷の松濤美術館、静岡の芹沢銈介美術館が白井さんの設計、ぜひ行ってみて下さい。自分の好きな物に囲まれた虚白庵のような空間に共感はある、夜はとっても居心地がよかっただろうと思う。でも、昼間はわずかに漏れる外の光が逆光となり目に突き刺さる感覚はボクは厳しい。たまに内装を黒く塗装をしたり軒を必要以上に出して太陽が入らない設計をした住宅を見学をすると、目に刺さる光が実に落ち着かない。ボクの設計は昼間タップリとお日さまを浴びてポカポカ、夜は谷崎潤一郎が書いたように部屋の電気を消し、行燈のように手元だけ照らす暮らし。物も最低限にしてスッキリ暮らす、陰影礼賛が書かれた頃と大きく違わないとボクは思う。

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